デンタルインプラント徒然

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    それでもなお『優秀な道具』

    一転、雰囲気だけの話をしてみます。

    日頃、歯ブラシを持つとき以外はデンタルインプラントの歯を特に意識することはありません。食事中に意識することもありません。人に見られることを意識することもありません。そういう意味ではデンタルインプラントの歯は確かに体の一部です。愛着もあります。一度失ったものを再び得たような(事実そういう部分もあるのですが)思いが、元々そこにあった本来の歯以上の思い入れを与えさせてくれます。なんか擬人化して話しかけたくなるぐらいです。

    それは人の情として当然です。当然ですし、そういう気持ちをインプラントの歯に持つこと自体は微笑ましいし、むしろ望ましいことだと思います。

    しかし反面、やはりデンタルインプラントの歯は道具です。例え亀裂が入ろうと雑菌に蝕まれようとも痛みも違和感も感じずそこにあり続けるだけの道具なのです。

    インプラントの歯に感謝の気持ちを持ち、愛情を感じ、果ては擬人化して話しかける行為と、それを冷徹に単なる『優秀な道具』として受け止める論理は決して矛盾しないのです。